JALが再上場するらしいが、いいのだろうか?
日本航空が東証に再上場するっていうことだが、本当に再上場していいのか・・・と根拠なく思ってしまう。ということでみんながどう思ってるか検索したり、記事を読んでみたりしてみた。
「税金3500億円が7000億円になって帰って来る」のが功績。「旧株主が財産を奪われた事と銀行が債権放棄された事」が罪。
・史上最高の営業利益2千億円を計上した。ところが税金がかからない。
・「水増し会計」が宝に
JAL問題の「出口」を作れ /日本経済新聞 大機小機 2012/7/18
・やってはいけない典型的なことを、政府はやってしまったのではないか。JALに対する過剰な救済だ。
・JALは異例なほど手厚い保護を受けた。
・株式再上場を政治判断で当面中止させる選択肢がある。
・法人税の行過ぎた減免の見直しも考えられるだろう。
※日経より抜粋
自民党の国土交通部会航空問題プロジェクトチーム(PT)は2012年7月13日、経営再建中の日本航空(JAL)の再上場に反対することを決議した。
JALの巨額法人税免除に憤懣やるかたないANA /FACTA 2012年7月号
・民主党政権と日航は、何としても今秋の再上場を成功させたい。
・「公的資金の注入を受けた会社には、新路線の開設を制限するなどの誓約があってもよいのではないか」
このようなJAL再上場反対に動きにはANAが動いているという向きがあるわけだが、それは当然である。なぜなら不公正だから、ANAが自民党に訴えるのは当然である。以下はその記事。
国交省がANAにカンカン!JAL再上場で永田町に不穏な動き
このように、探せばまだまだあるわけですが、これだけの反対の声もあるわけです。おそらくもう再上場をとめることはできないと思いますが、なんだか普通ではない上場という印象です。某議員
さんはJALがANAを買収するような本末転倒なことも起こるなんて言ったりもしてます。
ちなみに某議員 さんは、「インサイダー取引」と言ってますが、そう本人も言うようにインサイダー取引ではなく、単なる縁故の短期利得行為ということです。ただ、これもルール上では問題はなく、通常のIPOでもよくあることです。いいことではありませんが1年ほど前に株主となった民間8社は上場時や上場直後に売却することはないと信じてます。売ったら当ブログで思いっきり批判します。
なんだかんだ書きましたが、結論としては、JALの再上場に反対です。