堀江貴文のFACTA特別寄稿を読んだ | Investment Nuggets

堀江貴文のFACTA特別寄稿を読んだ

 月刊FACTA3月号の『獄中のホリエモン 「オリンパス」に憤る を読んだ。堀江貴文氏が寄稿した内容はほぼ納得がいく内容で東証の判断、マスコミの対応ともにおかしなもの・・・それがオリンパス粉飾事件の帰結だ。

 堀江氏が言うように、オリンパスが上場廃止にすべきというよりは、ライブドアは一発上場廃止にすべきではなかったというのが正しいのかもしれない。オリンパスが特設市場にいて、執行猶予だろうと何だろうと、オリンパスはすでに猶予がとけるように準備を始めているか、どこかの傘下に入る準備を水面下で進めていることであろう。


 新興市場の一部に不良企業がいることは事実だとしても、ライブドアが即退場でオリンパスが上場維持は意味不明。今の東証が悪いのではなく、当時の東証や当局が悪いのはわかる。ライブドア事件当時の当局と東証責任者の弁明を聞きたいものだ。


 詳細は月刊FACTAに譲るが、株式市場の足を引っ張るようなことはもうやめてほしい。