東証斎藤社長の法的整理発言 | Investment Nuggets

東証斎藤社長の法的整理発言

 東証の斎藤社長はもの凄く真っ当な発言が目立つ。今日は東京電力が大幅安で安値更新。東証斎藤社長の法的整理発言 も背景にあるとされる。

 朝日新聞の法と経済のジャーナル は一時期有料購読をしていたが、情報更新があまりにも少ないため割高で解約した。そのため、全文を読むことはできないが、無料部分だけでも斎藤社長のコメントはほぼLOGICALであろう。一方、弁護士の枝野官房長官の発言は、まったくILLOGICALである。


 私は、東京電力の上場廃止の理由として独立性を中心に取り上げた。斎藤社長は、債務超過だから上場廃止すべきという議論か。まぁ、両方とも上場廃止基準である。私の場合は、政府が無理矢理債務超過から逃れる策をとり、民間企業が民間企業でなくなるというなら上場廃止が妥当との考えだった。斎藤社長の考えは直接法と経済のジャーナルを見てください。


 とにかく、東京電力は上場廃止、そしてJAL方式で行ってください。まあ、再上場してほしくないけど、再上場するなとまでは言いませんから。単純に考えると、東京電力は個人投資家にも有名な高配当銘柄。普通の日本人は高配当もらってませんよ。高配当もらってた方は実質破綻した企業のリスクを負うべき。株主も債権者もです。今更、関係のない国民への負担は後出しジャンケンです。JAL方式で何も変わらなかったわけですし、東京電力がなくなるわけではないですからね。


 最後に東京電力株が200円になったから買おうと思わないこと。