大量保有報告書が大流行か? | Investment Nuggets

大量保有報告書が大流行か?

 最近は個人、機関投資家を問わず、大量保有報告書の注目度が飛躍的に高まっているように思える。大量保有報告書のメール配信なども人気化しているようである。この背景には、大量保有された株にコバンザメのようについてくる投資家がいる。大量保有報告書の新たに提出された銘柄は、上昇していることが多いので、コバンザメ投資している投資家は完全に順張りである。


 最近では、大証2部でも機関投資家が大量保有報告書を提出して高騰しているケースがあるようだ。大証2部と言えば、昔から仕手株のイメージが強いが、機関投資家が参入してきているのだ。6/1に米ダルトン・インベストメントは電響社(大2)の大量保有報告書を提出した後も高値圏。上原成商事も日興シティが提出してから高値維持らしい。


 大証2部と言えば、昔は仕手株のイメージが強かった。機関投資家が大量に買い込んでいるのは、仕手株集団化したのだろうか。気をつけるべきは、タワー投資顧問のように高騰して出来高の膨らんだ時に怒濤の売り浴びせがありうることであろう。